「水星の魔女のキット、種類が多すぎてどれを買えばいいのかわからない」——そう感じてるガンプラ初心者、実はめちゃくちゃ多い。
水星の魔女シリーズのHGは2022年の放送開始以来、20種類以上がリリースされてる。デザインが似た機体も多いし、難易度表記もないから「とりあえず主人公機」だけ買って積んでしまう人が続出してるのが現実だ。
この記事では、実際に複数のキットを組んだ経験をもとに「本当に買って後悔しない5選」を厳選した。組みやすさ・デザイン映え・カスタムのしやすさをそれぞれ具体的に評価するから、自分のレベルに合ったキット選びができるようになる。初心者がいきなり失敗しやすい機体と、逆に「これだけ買えばOK」な機体も正直に教える。
水星の魔女HGシリーズの全体像と特徴
他のガンプラHGシリーズと何が違うのか
水星の魔女のHGは、従来の「HGUCシリーズ」とは別の「HGTWFM(The Witch from Mercury)」というカテゴリで展開されてる。設計が新しい分、関節の保持力が高くポーズが決まりやすいのが特徴だ。
具体的に言うと、膝関節の二重関節設計が標準になっていて、かなり深く曲げられる。昔のHGUCと比べると可動域は1.5倍くらい広い印象。スタンド穴も機体底部に最初から開いていて、アクションベースとの相性がいい。
もう一つ地味に便利なのは、ほぼ全機体でシール補完が最小限に抑えられてること。成形色だけでアニメ準拠の色分けに近い状態まで仕上がるから、塗装が苦手な初心者でもストレスが少ない。
価格帯とラインナップの現状
HGTWFMの価格帯は1,650円〜2,200円(税込)が中心。MG(3,000円〜)と比べると半額以下で入手できるから、「試しに一個」という気軽さで始められるのが強みだ。
2026年6月時点のラインナップは20種類超。主人公スレッタが乗るエアリアル系、ライバル機のダリルバルデ・ミカエリス、後半に登場したルブリス系と黒色機体群など、世代ごとにデザインの系統が違う。どれを選ぶかで「組んだ後の満足感」が全然変わってくるから、しっかり選ぼう。
第1位:HG ガンダムエアリアル(HGTWFM 01)
組みやすさと完成度がシリーズ最高クラス
まず1位はやっぱりこれ。HG ガンダムエアリアル(税込1,650円)は、水星の魔女シリーズの中でもっとも組みやすい機体の一つで、ガンプラ初心者が最初に選ぶ機体として今でも最適解だ。
パーツ数は約150点。HGとしては標準的で、慣れていれば2〜3時間で完成する。合わせ目がわかりにくい位置に設計されてるから、表面処理の経験がなくてもそれなりに綺麗に仕上がる。特に胸部〜肩の造形は秀逸で、素組みのままでもアニメ設定画に近い印象を受ける。
シールドビットの造形も再現度が高い。発光エフェクトパーツは付属しないが、社外のクリアパーツに換装するカスタムも盛んで、製作後の楽しみも広がりやすい機体だ。
エアリアルの改造・仕上げのしやすさ
素組みから一歩進みたい人にとっても、エアリアルはやりやすい機体だ。白・赤・グレーの3色がメインで、塗り分けが比較的シンプル。ガンプラマーカーの使い方を覚えたばかりの段階でも、細部を筆塗りで差し色するだけで一気にクオリティが上がる。
合わせ目消しをするなら肩アーマーと太ももが優先箇所。この2箇所だけ処理するだけで見栄えが大きく変わる。ゲート処理の基本を先に習得してから取り組むと、ゲート跡が白化しにくくなるのでおすすめ。
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第2位:HG ダリルバルデ(HGTWFM 07)
ダークトーンのカラーが映える機体
2位はグエル・ジェターク機のダリルバルデ(税込1,760円)。ネイビー×ゴールドというカラーリングが独特で、完成品の存在感が抜群だ。エアリアルとは対照的な重厚感があって、並べて飾ると映える。
パーツ数はエアリアルより少し多め(約160点)で、難易度は同程度。肩部の大型アーマーが組み上がった瞬間の満足感はかなり高い。ファンネルビットに相当する「コムギ型ビット(ロングムスペルビット)」が5基付属していて、展開状態でディスプレイできる専用スタンドパーツも同梱されてる。
ダリルバルデのカスタムポイント
ゴールドのフレームパーツは成形色だけでもリッチな印象だが、メタリックゴールドで部分塗装すると一気に完成度が上がる。油性のガンダムマーカーEXメッキシルバーを下地に使い、その上からクリアオレンジを筆塗りする方法が簡単でリアル感も出やすい。
ネイビーの成形色は少し暗めなので、つや消し仕上げの方法でコートすると落ち着いたミリタリー感が出る。グロス仕上げにすると宇宙機体らしい輝きになるから、好みで使い分けてみよう。
第3位:HG ルブリス(HGTWFM 06)
エアリアルの「原型機」を組む面白さ
3位はルブリス(税込1,760円)。エアリアルの設計ベースとなった幻の機体で、物語中盤まで存在が伏せられていたことからガンプラファンの間でも話題になった機体だ。デザインはエアリアルに似てるが、全体的に無骨でシャープな印象で「原型機感」がよく出てる。
ホワイト×グレーのシンプルな配色は塗装のベースとして扱いやすい。「白を自分好みのオフホワイトに変えたい」「影色をグレーで書き込みたい」といったウェザリング・シェイディングの練習機体としても最適だ。初めてエアブラシを試してみるなら、ルブリスのような単純な色分けの機体が向いてる。
ルブリスウル・ティアとの違いを知っておこう
ルブリスには「ウル」「ティア」という派生機体もある。ウルは赤・黒配色でより攻撃的な印象、ティアはグリーン×パープルで毒々しいカラーリング。3機並べると壮観だが、まず1機目に選ぶなら素直にオリジナルのルブリスが組みやすくておすすめ。ウルとティアは細かいパーツが増える分、難易度がわずかに上がる。
第4位:HG シュバルゼッテ(HGTWFM 16)
黒ベースの機体で塗装映えが段違い
4位はシュバルゼッテ(税込1,870円)。ミオリネ・レンブランが搭乗するガンダム型機体で、黒・白・赤の3色をベースにした強烈なシルエットが特徴だ。「女性パイロット機なのにめちゃくちゃ重い見た目」という意外性がコレクターに刺さってる。
黒ベースの機体は塗装の効果が出やすい。サーフェイサーを吹かずに墨入れだけしても影の深みが出やすいし、ドライブラシでエッジにシルバーを乗せるとメカニカルな迫力が増す。成形色の黒に少しグレーを混ぜたような絶妙なトーンで、素組みでも高い完成度がある。
パーツ数は約170点で、水星の魔女HGの中では中程度。ただし黒い成形色はゲート跡が白化して目立ちやすいので、ゲート処理のやり方をしっかり確認してから組み始めることをすすめる。
第5位:HG ガンダムエアリアル改修型(HGTWFM 09)
「改修型」のディテールアップを味わう
5位はガンダムエアリアル改修型(税込1,980円)。1位のエアリアルをすでに組んだ人向けの「次の一手」として最適な機体だ。基本フォルムはオリジナルエアリアルと共通しながら、各部にディテールが追加されてよりシャープな印象になってる。
特に変わってるのはシールドビットの形状。オリジナルの楕円形から鋭角的なシェイプに変わり、組み合わせパターンも増えた。ゲルパーツによる一部クリアパーツ化も改修型からの変更点で、発光ガジェット感が増してる。
改修型はオリジナルより成形色の配色が複雑で、パーツ分割も細かくなってる。工具の扱いに少し慣れてきたタイミングで手を出すと、完成時の達成感が段違いだ。ガンプラに必要な工具リストを参考に、ニッパーとピンセットの精度をこの機体に合わせてアップグレードするのもいい機会になる。
こんな人におすすめ:シナリオ別・購入判断ガイド
シナリオ1:「ガンプラ初心者で初めての水星の魔女キット」
ガンプラ歴2ヶ月、塗装未経験のAさんのケースで考えてみよう。「エアリアルは主人公機で人気らしいけど、そもそも組めるか不安」という状態だと思う。この場合、HG ガンダムエアリアルは最適解だ。パーツが小さすぎず、ゲートも処理しやすい位置にある。初心者向けHGキットの選び方も合わせて読むと、工具の準備段階からスムーズに進められる。
シナリオ2:「エアリアルを組んだことがあり、2体目を探してる」
「エアリアルは完成した。次はライバル機を組みたい」という中級手前のBさんなら、ダリルバルデをすすめる。エアリアルとのカラーコントラストで並べたときの映えが最高だし、難易度もほぼ同じなのでストレスなく進められる。完成後に2機でにらみ合いポーズを組ませると、ストーリーを思い出してニヤッとできる。
シナリオ3:「塗装デビューしたくて練習用の機体を探してる」
塗装初挑戦のCさんには、ルブリスを試してほしい。白×グレーのシンプルな配色はカラーレシピを考えやすく、失敗しても修正が効きやすい。まずガンダムマーカーで部分塗装してみて、感覚をつかんでからエアブラシに進む流れが王道だ。
シナリオ4:「ガンプラの存在感を重視したい、飾れるものを作りたい」
完成品をディスプレイ目的で飾りたいDさんには、シュバルゼッテをすすめる。黒ベースの機体は棚やデスクに置いたときの存在感が他の機体より1段上。素組みのままでも様になるので、塗装スキルに自信がなくてもクオリティが出やすい。
シナリオ5:「水星の魔女シリーズをコンプリートしたい」
「いずれ全機体揃えたい」というコレクター志向のEさんは、まずエアリアル・ダリルバルデ・ルブリスの3機で「メインストーリーを語れるセット」を作ることをすすめる。この3機があれば第1クールのハイライトシーンをほぼ再現できる。その後、シュバルゼッテと改修型を加えると第2クールもカバーできる構成になる。
やりがちな失敗と注意点
失敗1:黒成形色のゲート跡が白く残る
シュバルゼッテやダリルバルデのネイビー部分でよく起きるミス。ニッパーで一発切りしたときに白化が起きやすい。対策は「二度切り」——まずゲートを3mm残して切り、2回目でゲート跡ギリギリを切る。それでも白化した場合はMr.カラーのグレー系(No.13番あたり)を細筆で点置きすると目立たなくなる。
失敗2:シールドビットのダボが折れる
エアリアルのシールドビットは薄いパーツが多く、無理に押し込むとダボが折れやすい。特に寒い時期(室温15度以下)はプラが硬化してて折れやすいので注意。組む前にパーツを少し手で温めてから作業すると改善する。折れた場合は瞬間接着剤(セメダインの超多用途がおすすめ)で補修できる。
失敗3:完成後に関節が緩んですぐヘタる
水星の魔女HGは全体的に関節が硬めだが、ポーズを頻繁に変えてると徐々に緩んでくることがある。特に足首関節。これは「タミヤのセメント(流し込みタイプ)を関節軸に少量塗る」方法で強化できる。塗りすぎると固着するので、爪楊枝の先でほんの少量だけ塗布するのがコツだ。
失敗4:急いで組んでゲートの位置を確認し忘れる
水星の魔女HGはデザインが複雑なぶん、ゲートが目立つ位置に来てるパーツが一部ある。特にエアリアル改修型は肩部分のゲートが正面から見える位置にある。説明書を1ステップずつ確認しながら組む習慣をつけるだけで、ほとんどの失敗は防げる。
よくある質問(Q&A)
Q1. 水星の魔女シリーズのHGは、他のガンダムシリーズのHGと互換性がありますか?
関節のKPSパーツ(黒いポリキャップ代替素材)はHGTWFMシリーズ間で共通のものが多く、改造パーツの流用がしやすい構造になってる。ただし、HGUCやHGBD:Rシリーズとは関節の規格が微妙に異なる部分があるから、流用目的なら実機で確認するのが確実。
Q2. エアリアルと改修型は、どちらを先に買うべきですか?
初めてなら断然オリジナルのエアリアル(1,650円)から。改修型は細かいパーツが増えてるため、エアリアルで基本的な組み方を把握してからのほうがスムーズに楽しめる。「すでに何機か組んでいる」なら、最初から改修型でも問題なし。
Q3. 水星の魔女HGは塗装なしでも満足できますか?
できる。成形色の色分けが優秀なので、素組みにスミ入れ(ガンダムマーカー スミいれ用 グレー使用)とつや消しトップコートを吹くだけで、展示クオリティに仕上がる。この2ステップだけで完成度がぐっと上がるから、まずここから試してみてほしい。
Q4. 5選以外でおすすめ機体はありますか?
HG ミカエリスとHG ベギルベウは「独特すぎるデザインが好み」という人に刺さる機体。ミカエリスはニカ・ナナウラ機で四肢の変形が楽しく、ベギルベウは巨大な盾が迫力満点。ただしどちらも個性的すぎるので2〜3機目以降の選択肢としておすすめする。
Q5. HGTWFMのキット、Amazonと量販店どちらが安いですか?
定価は全国共通だが、Amazonでは頻繁にタイムセールやポイント還元があって実質10〜20%安く入手できることが多い。ビックカメラ・ヨドバシカメラはポイント10%還元が基本なのでほぼ同等。ただし在庫の確実性ではAmazonのほうが安定してる。
まとめ:迷ったらエアリアル、2機目はダリルバルデで決まり
水星の魔女HGシリーズのおすすめ5選を振り返ると:
- HG ガンダムエアリアル(1,650円)——初心者・全員におすすめの鉄板
- HG ダリルバルデ(1,760円)——2機目・カラーコントラストを楽しみたい人に
- HG ルブリス(1,760円)——塗装練習・ストーリー好きに
- HG シュバルゼッテ(1,870円)——存在感重視・飾り映え抜群
- HG ガンダムエアリアル改修型(1,980円)——エアリアルを組んだ次のステップに
どれも定価2,000円以下で入手できるから、まずエアリアルを1機試してみることをすすめる。完成させて「楽しい」と感じたなら、次のキットを選ぶ基準が自然と見えてくるはずだ。
初めての1機に悩んでるなら、初心者向けHGキットの選び方も合わせて読んでおくと、工具の準備から完成までがスムーズに進む。
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キットを買ったら、ぜひ完成写真をSNSに投稿してみてほしい。水星の魔女のガンプラコミュニティは活発で、フィードバックをくれる人も多い。自分の製作記録として残しておくと、腕の上達も実感しやすくなる。

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